■商品名:白丁4点セット ■素材: 狩衣・袴・帯:綿100%(葛城「かつらぎ」) 烏帽子:麻100% ■重さ:1.000グラム ■色: 地色/白 柄/無地 烏帽子:黒 ■サイズ ・M: 狩衣/裄68cm 身丈110cm 袖丈55cm 袴/紐下80cm 烏帽子/62cm (参考適応身長:160cm〜170cm) ・L: 狩衣/裄68cm 身丈110cm 袖丈55cm 袴/紐下88cm 烏帽子/62cm (参考適応身長:170cm〜185cm) ■
■コメント:お祭の御神幸行列の際に、楽人(雅楽演奏者)や神輿を担いだり山車を引っ張ったりする人足( = 白丁「はくちょう」)が着る白丁(白装束)です。狩衣・帯・袴・烏帽子の4点セットです。オールシーズン用。 ■ご注文 |
||||
白丁とは、もともとは白張り(しらはり) = [ 白布の表裏に糊を強くひいて仕立てただけの狩衣 ]を着た、貴族の召使いや神事の下働きのことでした。 | ||||
神社や祭壇などに物を持ち運んだり、傘持(かさもち)・沓持(くつもち)・馬などの手綱を持つ口取(くちとり)などが主な仕事でした。 | ||||
現在では、お祭りで神輿を担いだり、山車を引っ張ったりする人、またはその衣服のことを白丁と呼んでおり、今でも全国各地のお祭り≪千葉県匝瑳市の『愛宕神社祭礼(あたごじんじゃさいれい)』、宮城県仙台市の『青葉まつり』、東京都千代田区日枝神社の『山王祭』、神田神社の『神田祭」≫などの神輿の担ぎ手は、この白丁衣装を着ています。 | ||||
【御神幸とは】 ごじんこうとは、神社の神官や氏子、祭礼の役員や檀家、楽人(雅楽演奏者)や稚児などが裃や袴、着物や白装束(白丁)に扮装し、御神体を乗せた神輿を担いで町内を巡回しながら御旅所「おたびしょ」 ( = 神輿や山車の休憩または宿泊する場所、或いは神幸の目的地)まで行進 = 渡御「とぎょ」する儀式です。 |
||||
【葛城とは】 【かつらぎとは】 葛城「かつらぎ」は、厚く丈夫な木綿織物です。斜めに織り目の入った綾織で、張りと弾力があり、厚くしなやかで高級感のある風合いのため、神官衣装をはじめ暖簾や染め旗の生地に利用されています。 葛城は、生地の素材感を生かすために未さらしや無地染め、単色染めが多く見受けられます。顔料捺染と相性がよく、横幕や垂れ幕などにも盛んに使用されています。 |
||||
烏帽子のサイズは62センチ前後(フリーサイズ)です。アゴ紐付き。 |
||||
烏帽子素材は麻100%。かぶった時にヘタらないようにハリとコシがあります。 | ||||
白丁は、頭に黒の白丁鳥帽子をかぶり、白の狩衣(かりぎぬ)と袴を着て、足には白足袋に雪駄が一般的なスタイルです。地方により、お神輿を担ぐ人のことを舁夫(「げふ」「ゆふ」「かきふ」)、お祭りの人足のことを白張(「はくちょう」「しらはり」)などと言う場合があります。 | ||||
※着用イメージ 足袋・雪駄等は付属しておりません。 |
前のページへ戻る | たっつけ袴と手古舞衣裳、無地袴と縞袴の亀屋染物店 |
|
|