寸法の基本

■着丈

着丈(きたけ)とは、着物を着付けたときの長さをいいます。寸法は首の付け根の骨からかかとまでを計って出します。

■身丈

女性の場合身丈(みたけ)は、着物の仕立て上がりの長さであり、着丈+30cmですから、ちょうど身長と同じになります。男性の場合(身長−27cm)=身丈=着丈となります。

■裄

裄(ゆき)は、手を水平に上げて、首の付け根から手首のでっぱりまでを計ります。

■備考

着物は洋服ほど細かく寸法を計る必要はありません。一応の目安となる標準寸法というのがあり、それぞれの体形に合わせて、太っている人は太めに、やせている人は細めにというように加減して仕立てます。 

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このページの参考資料
有紀書房 『着物の仕立て方』
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