■商品名:印伝巾着袋 ■素材: 表:鹿革(漆付け) 裏:綿100% 紐:レーヨン 紐通し:アセチロイド樹脂 ■重さ:100グラム ■色柄: 表:地色/黒 柄/トンボ 柄色/アイボリー 裏:黒 紐:黒 紐通し:アイボリー ■サイズ表
■ご注文 |
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鹿皮を鞣「なめ」して染色し、その上に漆で模様付けしたあと、数日間陰室「むろ」に入れて乾燥させた後、1点1点手作業にて縫い上げた印伝「いんでん」の巾着です。黒地にトンボ柄。化粧箱付。 | |||||||||
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伝統の技法と近代的なセンスがここに手を結びました。柔軟で強靭な鞣し鹿革印伝は、着物ライフを彩るメインアイテムとして末永くご利用いただける逸品です。 | |||||||||
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この印伝は強く、柔らかく、軽い特徴をもつ鹿革と、時が経つにしたがって色が冴える本漆との調和から、使い込むほどに肌触り、しなやかさなどの独特の風合いが出てきます。近年創案されたシルク印伝(正絹印伝)と区別して本印伝と呼ぶ場合があります。 |
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【印伝とは】 いんでんとは、4百余年の伝統を誇る鹿革工芸品であり、印度伝来「いんどでんらい」を略して呼ばれるようになったと言われています。鹿革に模様をつける革工芸は、遠く奈良時代に作られた文庫箱(東大寺蔵・国宝)などにも見られ、また戦国武将たちの鎧や兜などをきらびやかに飾りました。 やがて江戸時代になると、上原勇七「うえはらゆうしち」が、鹿革に漆付けをする独特の技法を創案、ここに甲州印伝が始まったとされています。別名地割印伝「じわりいんでん」・、松川印伝「まつかわいんでん」とも呼ばれます。 この技法により作られた巾着、煙草入れ、早道「はやみち」(道中財布)などは、当時の上層階級に大変珍重され、現代でもバッグやベルト、巾着や名刺入れなど、生活を彩る実用品として盛んに用いられています。 |
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【甲州印伝ご使用上の注意】 素材の性質上、水分・湿気・摩擦により色移り・退色・色むらが出る場合があります。雨水などで濡れた場合は革表面を擦らずに、乾いた布で軽くたたいて水分をとり、陰干ししてください。軽い汚れは、スエードやヌバック用のクリーニングスポンジを使用して取り除いてください。 鹿革は湿気を吸収しやすいので、ご使用にならないときは形を整えて風通しの良いところに保管してください。漆はこすれたり、引っ掛けたり、長期間使用すると割れたり剥がれることがあります。稀に、カユミやカブレを生ずる場合がありますが、その場合には、ただちに使用を止めて医師にご相談ください。 |
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